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まずは自己診断から
精神的疾患であるアダルトチルドレンですが、このアダルトチルドレンという言葉自体は病名ではありません。
つまり、アダルトチルドレンとは病気とは認定されていない状態です。
うつ病などの場合は精神的疾患として定義されていますが、アダルトチルドレンはそのうつ病を発症させる恐れのある状態のひとつ、という位置にあります。
ただ、アダルトチルドレンはうつ病の入り口である、というわけではありません。
うつの一種と考えた方がより近いでしょう。
病気として認定されていないだけで、そこに大きな差異はないのですから。
ただし、アダルトチルドレンにも程度があり、その程度の境界が曖昧で、どこからどこまでが病気で、どこまでが健常であるかという線引きが困難な為、病気という診断が下されないのです。
よって、例えば病院へ行って『君はアダルトチルドレンだ』と診断される可能性は、あまり高くないでしょう。
では、どうやってアダルトチルドレンである事を自覚するのかというと、まず何より自己診断という事になります。
ただ、当人である自分自身がアダルトチルドレンであるという診断をするのは、難しいでしょう。
自己診断を行う上では、自分に甘くも厳しくもない客観的な目で判断しなくてはなりません。
この場合、チェックシートなどを作って、一つ一つの項目をチェックしていくのが一番確実です。
その項目に当てはまる事が多い場合は、自分がアダルトチルドレンであるという自覚を持つ必要があります。
ただし、ここで自分に否定的になったり、自己不信に陥ったりする必要はありません。
アダルトチルドレンに自己責任はなく、回復は十分可能なのですから。
アダルトチルドレンを治す